どうすれば自分の本当の気持ちを知ることができるのか?自分を”1秒”で客観視する方法

  • 2022年8月10日
  • 2022年8月11日
  • coaching
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この記事では自分の本当の気持ちがわからないと悩むあなたに自分自身を「1秒」で客観視する方法について解説します。

人間心理や脳科学にもとづいた確かな方法をお伝えするので、参考にしてみてください。

自分の本当の気持ちがわからなくなる原因

自分の本当の気持ちがわからなくなる原因として、次のようなものが挙げられます。

  • 人の気持ちや感情を優先しすぎている
  • 自分が欲しいもの、やりたいことなどを我慢している
  • 自分の限界を超えて「頑張りすぎ」ている
  • ひとり時間をとっていない
  • 自分の気持ち、思考、感情を書き出す(振り返る)習慣がない
そもそも気持ちってなに?
大辞林で「気持ち」を調べるとこのように書かれていました。
①物事に接したときに生じる,感じや心の中の思い。「気持(ち)が変わる」「私の気持(ち)をくんで下さい」「彼の気持(ち)が理解できない」
②からだのおかれた状態に応じて起こる,快・不快などの感覚。気分。「気持(ち)のいい朝」「気持(ち)が悪くなる」
③物事に対する心のもち方。「気持(ち)がたるんでいる」「気持(ち)を新たにする」
④自分の心遣いを謙遜していうときに使う語。「気持(ち)ばかりのお礼ですが」「ほんの気持(ち)ですが」
⑤(副詞的に用いて)ほんの少し。ちょっと。心持ち。「気持(ち),右に寄って下さい

自分の本当の気持ちがわからなくなる人の9割は、優しくて思いやりがあって真面目で責任感がつよい人です。また、人の変化に気が付きやすいHSPと呼ばれる「繊細さん」に多いです。

統計的には日本人の15%~20%。5人に1人があてはまる『性質』と言われています。人の気持ちが自然とわかってしまうから優先してしまう、そんな繊細さんが多い日本人の気質が自分の本当の気持ちがわからなくさせている可能性があります。

人の気持ちや感情を優先して、我慢しすぎたり、ひとり時間をとらずに自分の感情などを振り返る習慣をもっていないと「自分の感情や欲求」を感じる力が鈍感になります。

久しぶりに階段を登ったら「はぁ、はぁ」息が上がってしまった。久しぶりに子供を抱っこしたら前ほど長く抱っこできなくなっていた。そんなことはありませんか?

人はカラダを動かさないと心肺機能が衰えて、すぐに息があがります。筋肉と同じように感情や欲求も使わないとその能力は衰えていきます。

また、頑張りすぎると脳内エラーを起こし、生命維持に主なエネルギーを使うようになるので、思考が停止するようになります。

どうしても人の気持ちや感情を優先してしまうクセがある人は、1日のうち「ひとり時間」を作って、「自分の気持ちや思考、感情を振り返る」そんな習慣を作ることをオススメします。

でもなかなかひとり時間が欲しいって罪悪感からパートナーに言えない。そんなこともありますよね?

そこのマインドは変えていく必要がありますが、一人ではなかなか難しいと思うので、さきにパートナーのひとり時間を作ってあげて、そのお返しにと「わたしもちょうだい」とお願いするといいです。

返報性の法則(返報性の原理)」って聞いたことがあると思いますが、人は相手から受けた好意などに対し「お返し」をしたいと感じる心理があるので、自然とあなたの要求も通るはずです。

念の為にお伝えしますが、「ひとり時間」がほしいと思うことはまったく悪い子じゃないですからね。

では次に自分の気持ちを客観的に知る方法について解説していきます。

自分の気持ちを客観的に知る方法

①表情やしぐさをチェックする

人間の表情やしぐさには万国共通のこの感情のときはこんな顔をする、しぐさをするなど膨大な研究データに基づく、科学的に裏付けられたロジックがあります。

1872年「チャールズ・ダーウィン」の研究を起源として表情研究がスタート。100年以上の研究の結果、次の7つの感情を感じるとき、人は文化、民族問わず、誰でも同じ顔をすることがわかっています。

①悲しみ ②怒り ③驚き ④恐れ ⑤嫌悪 ⑥軽蔑 ⑦幸せ

「自分の気持ちが分からない…」「やりたいことが分からない…」セッションでもそんなお悩みをよく聞きます。

そんなときに自分の気持ちを客観的に知りたいときは自分の顔の動きやしぐさをチェックすればいいです。

1秒以下の瞬間的に現れる表情の変化を「微表情」といいますが、微表情やしぐさには無意識の自分の気持ちが現れる(生理反応)ので嘘がありません。

たとえば、自分のやっている仕事が好きかどうか分からないとき

警部
いまやっている仕事がめっちゃ好き

とためしに今すぐ言ってみてもらっていいですか?または近くにいるだれかや家族に言ってみてください。

顔はどのパーツ・皮膚が動きましたか?手はどんな動きをしましたか?身体はどんな反応をしましたか?意識しすぎると反応が出ないこともありますが、表情・しぐさはどこかが動いたりと反応があったはずです。

もし下唇が上に持ち上がったり、口元を手で覆ったり、腕を触るようなしぐさをした場合には本心ではない可能性があります。

下唇が上に持ち上がるのは「不安や困惑のときに出やすい動き」
口元を手で覆うようなしぐさは「嘘をついているときに出やすいしぐさ」
腕をスリスリしたり、ハグしたり、顔を触ったり、首を触る仕草は「不安な状態を解消したいときに出やすいしぐさ」
また、目尻にシワができたり、口角があがるときは本当に幸せを感じる時です。いまの仕事に心から喜びを感じている可能性が高いです。
クセの場合もあるので100%当てはまるわけではありませんが、こんなふうにおもわず出てしまう表情やしぐさにあなたの本音が隠されています。
刑事時代、こうやって相手の表情やしぐさを見て、相手の本音を見極めていました。起業して自分の振り返るをしているときに瞬間的に自分の表情やしぐさが動いていることに気がつき、これは自分を客観視するセルフチェックに使えると気がつきました。
表情やしぐさについてもっと詳しく知りたい人はぜひプロファイリングセミナーをご検討ください。
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②五感で感じるものをチェックする

これは自分に質問をしたときに

「どんなものが見えて」「どんなことが聞こえて」「どんな感覚になるか」

をチェックするものです。

例えばさきほどの例でいうと

警部
いまやっている仕事がめっちゃ好き
と言った時にあなたは「どんな景色や人、物が見える」「どんな声や音、BGMが聞こえる」「どんな身体の感覚を感じる」をチェックしてください。
上司やお客様の喜んでいる顔が浮かぶ、お客様からの「ありがとう」という声が聞こえる、嬉しくてゾクゾクするような身体感覚がある
など、あなただけが見える、聞こえる、感じるものがあります。人には優位感覚という「視覚」「聴覚」「体感覚」など自分が得意な感覚があります。また、脳には「RAS」という自分にとって必要な情報だけを受け取る”取捨選択をする機能”が存在します。
あなただけが見える、聞こえる、感じるものはあなたが日頃受け取っている情報の蓄積なのです。
だからそこにはあなたの本当の気持ちが隠されています。
ぼくは仕事と聞くと「クライアントさんの笑顔」や「警部すごーいというお褒めの言葉ww」などが見えたり、聞こえます。
もし仕事と聞いて「上司の嫌な顔」「取引先のゾワゾワする感じ」などがイメージされるときは仕事に対して良い印象をもっていないという本当の気持ちが見えてきます。

まとめ

この記事では、自分の本当の気持ちを知る方法について解説しました。

自分の本当の気持ちが見えなくなってしまう原因から、本当の気持ちを見つける具体的な方法

  • 表情やしぐさをチェックする
  • 五感で感じるものをチェックする
について解説しました。自分の本当の気持ちがわからないと悩むあなたが少しでもかわるキッカケになってくれたら嬉しいです。

 

 

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