アメリカ陸軍の諜報部員の質問技術訓練指導を担当したジェームズ・O・パイル氏と著述家のマリアン・カリンチ氏の共著。
この本では、戦場の尋問現場で磨かれた「科学的質問術」を紹介し、ビジネスや交渉などのシーンで相手の隠された情報を見つけ出す方法を教えてくれます。
例えば、質問するときにはオープンエンドの質問を使うこと、質問の途中で「他には?」と聞くこと、質問の後には相手の答えを要約してフィードバックすること、などの具体的なテクニックが紹介されています。
これらのテクニックを使えば、相手は自分から情報を提供してくれるようになります。そして、その情報をもとにさらに深く掘り下げていくことで、相手の本音や動機を知ることができます。
刑事時代、この本を読んで自分の質問力が向上したことで以前よりもスムーズに情報収集ができるようになったと感じました。
この本はビジネスや交渉だけでなく、日常生活でも役立つコミュニケーションの武器です。この本を読めば、あなたも相手から何でも聞き出せるようになります。