【保存版】メモ迷子になるあなたがメモを120%活用できるようになる方法

この記事ではメモ迷子になるあなたがメモを”120%活用できる”自分に生まれ変わるための具体的な方法をお伝えします。

僕は幼少期からメモすることが大好きでした。

17年間勤めた刑事時代には上司から「メモ魔」とからかわれるほど、とにかく覚えておきたいことや思考を整理したいときなど膨大な量をメモしていました。

そんな元刑事が刑事時代に培ってきた、日常的に使っているメモ術を紹介しますので参考にしてみてください。

メモのあるある失敗談

警部
メモでこんな困った経験ありませんか?僕はあります(笑)
  • いつ書いたか、迷子になる(時間)
  • どこで書いたか、迷子になる(場所)
  • なぜ書いたか、迷子になる(目的)
  • 何を書いたのか、迷子になる(読めない)
メモ迷子になる人は、メモして満足してしまい「後日、どこに書いたか?メモを見ても何を書いたかのか?」まったく分からなって全く活用できてないということが起きています。

平均的なビジネスマンは探しものをするためだけに1年間に1500時間を浪費している

気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』(リズ・ダベンポート/草思社)より

こんなふうに迷子になると「メモを探したり」「思い出すこと」に時間を取られてイライラが増えて、せっかくのメモも全く活用できませんよね。

メモ術を学ぶことは時間管理の面からも実は非常に重要なスキルなんです。

メモ魔になった経緯

冒頭にお話したように僕は子供の時からメモ魔でした。

きっかけは母からもらった小さなノート。宝物をもらった気分で、名言や料理レシピをメモしていました。

高校時代は毎日欠かさず剣道部の活動日誌を書き、大学生や警察官になってもその日の出来事や感情の機微について日常的に記録していました。

メモという形で記録しておくことで過去の自分と現在の自分を客観的に見ることができます。

メモは内観や自己成長の記録としても活用できます。

ということでメモ術の具体的な方法に入っていきます。

メモ術の具体的なやり方

さて、メモ術でもっとも重要で基本的なことを覚えましょう。

メモは時間経過とともに腐る

メモは書いた瞬間が記憶(鮮度)の最高レベルです。

「これは絶対に覚えておこう」「良いこと聞いた」「あとで絶対に使える」とそう思ってメモしても”ほぼ100%”忘れます。

脳は1日に何万という情報処理をしています。どんなに重要な出来事もどんどん上書きされ、さっきまで重要だったことも霧のように忘れてしまう。

細かく言うとメモを「いつ」「どこで」「何のために」書いたか分からなくなります。

”メモは未来の自分への手紙”と僕は思っています。

だから未来の自分が分からなければメモとしての機能を果たしません。

メモは活用するためにあります。

メモを活用するためのポイント

  • 「未来の自分がこれを見てわかるかな?」
  • 「自分を信用しないで”忘れる前提”で書く。」

メモをし終わった後にこの2つを意識して”追記・補足すること”が重要。

メモは”3つのカテゴリ”に分かれる

メモは大きく分けて3つのカテゴリに分かれます。

  1. 「忘れたくない」
    忘れると困っちゃうパスワードや大切な人の誕生日など「備忘録メモ」
  2. 「アイデア出し」
    閃いたアイデアやブログネタ、思考のアウトプットなど「アウトプットメモ」
  3. 「今後、役に立つ」
    街中で見た広告、名言、気になる人・場所、読書の記録など「インプットメモ」

全てにおいて、自分がいつどこで何のために書いたか分からないと使えない無駄メモになります。

✔︎大切なパスワードもなんのパスワードか分からなければ活用できない。

✔︎ふと閃いたアイデアもいつ、なんのためにが分からないと活用できない。

✔︎名言も誰の言葉かメモしていないと活用できない。

人がメモするときは心が動いたときです。

心が動いた気持ちや場所なども一緒にパッケージングするとメモを最大限活用できるようになります。

ではメモに何を追記・補足すればメモを120%活用できるのかを説明します。

メモには『3つの書く』を意識する

メモを120%活用したいなら次の「3つの書く」を意識しましょう。

  1. 「日付・場所・人」を必ず書く。
  2. 「色分け(3色)」を決めて書く。
  3. 「図・記号」を使って書く。

ルール① 〜「いつ」「どこで」「誰と」をメモの最初に必ず書く。

これを入れるだけで検索しやすさとそのときの記憶出しが格段にレベルアップします。また、誰と一緒にいたかを書いておけばその人に聞くことができるので一石二鳥です。

スマホやパソコンを活用している人は「今日」と打ち込めば「日付を簡単に出すこと」ができます。数字だけを打ち込めば「時間」に変更するも簡単です。

話がちょっとそれますが、いま僕はアナログのノートを使っていません。メモやジャーナリングは全て「iPad Pro12.9」に書きます。

アプリは「GoodNote」一択。「GoodNote」は書いた文字も検索できること(これすごくないですか?)、書き味が好き。色々なノート系アプリを使った結果、これに落ち着きました。

ルール② 〜 色を絞って、マイルールを必ず決める

つぎに色分けですが、僕は「3色のみ(赤・青・緑)」を使います。3色ボールペンもこの3色なので使いやすいこと、色合いがわかりやすいことが理由です。

色はなんでもいいので、あなたが使いたい色を使いましょう。ただし色は3色まで。その理由はあとから説明します。色を決めたら、それぞれの役割分担をします(マイルールを決めます)

僕の色分けのマイルールは次のとおりです。

  • 通常の文章は「青色」
  • 強調・重要なことは「赤色」
  • 自分の意見・アイデアは「緑色」

このルールにしたがってメモすると、パッと見でどれが重要で、どれが自分のアイデアか一目瞭然で分かります。

青の代わりに黒でもいいですが、

「声に出して読みたい日本語」の著者齋藤孝さんから黒は思考停止の色と聞いて以来、使っていません。

これって意外と見過ごしがちなんですが・・・・多くの人は何となく色を分けています。

だから綺麗だけど、統一性がなくてどれが重要でどれが自分の意見なのか分からなくなっています。

また色を使わなすぎて、単調で見ることに疲れてしまうノートになっています

蛍光ペンで文章をなぞることがありますが、3色(ピンク水色黄色)しか使いません。

色には必ずマイルールを作りましょう!メモの見やすさは格段に上がります。

ルール③ 〜「記号・図」の活用してわかりやすく書く。

最後のルールは「記号・図」の活用です。ただ文章を作るより、記号や図を活用するだけで見やすさや理解しやすさが格段とレベルアップします。

僕はこんな「記号・図」を活用する

  • 「◯(丸)や□(四角)で文字を囲んだり」
  • 「→(矢印)を使って、言葉と言葉を繋げたり、補足や追記する」
  • 「ナカテン(・)や数字を使って箇条書きにする」
  • 「強調したい言葉には【】を使って文字をはさむ」
  • フローチャートやピラミッド図にしてみる

やってみると分かりますが見やすさが全く変わります。

この図面はiPadを使って僕が以前に目標達成のために必要な逆算思考をフローチャート化したものです。

ただのメモなので見ずらいですが、こんなふうに図解にすると分かりやすいと思いませんか?

記号や図はハードルが高いと思いますか?自分の頭の中にあるアイデアを言葉にして四角で囲ったり、矢印をひいてみると分かりやすくなります。

ぜひチャレンジしてくださいね。←これ、重要

また、どんな図があるか?「PowerPoint(smart art)」や「Canva」にたくさん見本があるので参考にしてみるとアイデアが湧きますよ。

まとめ

この記事では”メモを120%活用する”元刑事のメモ術を紹介しました。

繰り返しになりますが「メモは時間経過とともに腐ります」「メモは書いた瞬間が記憶(鮮度)の最高レベル」です。

「これは絶対に覚えておこう」「良いこと聞いた」「あとで絶対に使える」とそう思っても”ほぼ100%”人は忘れます。

「未来の自分がこれを見てわかるかな?」「自分を信用しないで”忘れる前提”で書くこと」が大切。

メモをし終わった後にこれを意識して”追記・補足すること”が重要です。

ルールの「3つの書く」をおぼえていますか?

  1. 「日付・場所・人」を見出しに書く
  2. 「色分け(3色)」を決めて書く。
  3. 「図・記号」を活用して書く。

この記事で紹介したメモ術を120%活用していただき、メモ迷子から卒業していただけたら嬉しいです!

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