自分のやりたいことがわからないあなたへ|やりたいことが見つからない3つの理由

はじめに|なぜ、やりたいことが見つからないのか?

「自分の人生はこのままで良いのだろうか?」コロナ禍で自分の生き方や働き方を見つめ直す人が増えています。

そんな中でやりたいことを見つけたい!そう望む人も増えているのではないでしょうか?書店に行っても、才能発掘や強み発見、好きを仕事にする方法など自己分析や働き方、生き方に関する書籍が平積みされていることからもうかがえます。

やりたいことを見つけたい!その奥には、人生の満足度を上げたい!充実した人生にしたい!満員電車に乗って、嫌な上司からくだらない小言を言われずに済む、好きなことを仕事にすれば、やりたいことでお金を稼ぐことができる。

人生はバラ色。幸せな毎日になるという想いが隠れています。

やりたいことを見つけることは、人生の充実度に関わる大事な要素のひとつです。時間とお金を本当に使いたいことに集中することもできます。

ただ、やりたいことが見つからないと悩んだり、今やっていることが本当に自分のやりたいことなのだろうか?とハッキリしなくてモヤモヤする人が多いのが実情です。僕のセッションでもよく相談されます。

僕の経験上、やりたいことが見つからない理由として、次の3つが考えられます

やりたいことが見つからない3つの理由

  1. 自分に自信がない。
  2. 見つからない方が自分にメリットがある。
  3. できることからやりたいことを探している

やりたいことが見つからない理由”その1”|自分に自信がない

これはやりたいことをするにも自分にそんなことはできるはずがない、やりたいけど怖いという恐れ、不安から行動できないパターンです。

やりたいことをするには、自分がやりたいと思ったことを少しでもよいから”行動”に移すことが求められます。

なぜなら、行動しないとやりたいことが本当に自分にとって「やりたいことなのか」「やりたいことではないのか」判断できないからです。

人は想像だけで物事をハッキリさせることはできません。頭で考えているだけで、結論を出すことは絶対にできません。

結果的にずっとモヤモヤした状態が続き、行動しないで自分がやりたいことを見つける「自己分析」「スピリチュアル」「セミナー」などに参加して、やりたいこと探し(青い鳥探し)を続ける結果になります。

「自己分析」や「スピリチュアル」などを否定している訳ではありません。使い方の問題です。

自分の不快感や不安解消のためにそれらを使っても不安が解消されることはありません。

私自身も刑事時代に不安を解消するため「セミナージプシー」「セッションジプシー」になった過去があるので、その気持ちがよく分かります。

大切なのは、やりたいことを「仮決めする力」、やりたいことに向けて「行動する力」を持つことです。

例えばコーチ、コンサルティング、カウンセリングをやりたいと思っているなら、友達やセミナーなどで知り合った人に実際にセッションを無料でやらせてもらったり、ブログなどで自分の考えを発信しながら、無料セッションを募集し、実際にセッションをしてみることです。

そうすれば自分がその仕事に情熱を持てるか、どうかが分かります。

誰だって最初から上手くはいきません。セッションを募集しても全く人が集まらなかったり、友達にお願いしても断られるかもしれません。そこで諦めないでください。

そして上手くセッションできたかを判断基準にするのではなく、そこに情熱を持てるかどうか?上手く話せなかったけど、人の問題解決や相談事を聞くのは楽しい!その部分を判断基準にしましょう!スキルはいくらでも伸ばすことができます。まずは情熱が持てるかどうかが重要です。

 

警部
僕自身の経験をお話しします!

僕は刑事時代にコーチとして起業したいと考えた時、休日や仕事終わりの時間を使って、知り合いや友人(合計10人以上)に無料のコーチングセッションをしました。(公務員だったので報酬はいただいてません)それで分かったことはセッション業は”楽しい”ということでした。

※友達数名からはセッションの依頼をしたけど、既読スルーをされたり、無視をされました。正直、悲しかったけど、相手にも当然断る権利があるし、自分のことを嫌いになった訳ではないので気にしすぎないようにしました。なにより自分のエネルギーを高く保つことが大切です!

セッションを受けた1人が「自分の人生で忘れていた、大切にしていることを思い出しました」と涙を流して感謝された時は、本当に嬉しかったのを覚えています。「コーチになろう」と思いました。

まずは小さいステップでいいから、行動してみる。誰でも初めてやることは心配です、不安です、失敗が怖いです。でもこの反応はあなただけではありません。

人間の脳は現状維持を好みます。エネルギーを使う、新しいことはやりたくないのです。これは本能であり、人間のDNAに組み込まれている自然な反応です。

自信を持ててから行動しようと思っていると、いつまで経っても行動することはできません。トップアスリートやパフォーマーでも本番では不安や恐怖が現れます。

トップアスリートはその感情の取り扱い方を鍛えていて、その感情をパフォーマンスを高めるために使えるのです。だから、感情に振り回されないで行動しましょう。

やりたいことが見つからない理由”その2”|見つからない方が自分にメリットがある

そんはずはない。私は本当にやりたいことを見つけたいと思っている。そう咄嗟に反応したあなたにこの2つの言葉を自分自身に問いかけてほしいです。

「私は、やりたいことが見つからないことで得していることはないか?」
「私は、やりたいことが見つかると困ることはないか?」

例えば、会社勤めをしている方であれば、やりたいことを見つけたことでその会社を退職し、毎月安定して入っていたお給料が入ってこなくなり、生活が困窮する可能性があります。

やりたいことが見つからないことで今の幸せな日常がなくなり、忙しい毎日になる可能性もあります。

心の深い部分でこのような思い込みを持っていませんか?

表面上(顕在意識)では、やりたいことを見つけたいと言っていても、心の奥(潜在意識)ではやりたいことを見つけたいくない、という車の「アクセル」と「ブレーキ」を思いっきり踏み込んでいる状態かもしれません。

この状態では当然やりたいことは見つかりません。しかし、本人は見つけたいのになぜ見つからないのか?というジレンマを抱えることになります。

このタイプの人は「なぜ、やりたいことを見つけたいのか?」「やりたいことを見つけることで本当は何を得たいのか?」を内観して、本当に欲しいものを明確にすることが大切です。

本当に欲しいものが漠然としているとやりたいことも漠然とします。

自分史の棚卸しをしたり、内観することで本当に欲しいもの、得たいものが見つかります。本当に欲しいものが見つかると、やりたいことも自然と定まってきます。

実は本当に欲しかったものは、やりたかったことではなく「パートナーからの愛」であったり、「本音を言い合える人間関係」だったりする可能性もあります。

やりたいことが見つからない理由”その3”|できることからやりたいことを探している

自分ができることからやりたいことを探すと、失敗する可能性が低く、自分にとって不安や心配が少なくて済むというメリットがあります。

しかし、本当にやりたいことでなかったり、情熱が湧かないというデメリットがあります。その1の「自分に自信がない」と似ています。そこには失敗したくないという「恐れ」が隠れています。

心屋仁之助さん「心の勉強会”Beトレ”」の中で、こんな秀逸な例え話をしていました。

本当は「歌手」になりたいと思っているのに夢を諦めて、せめて歌を取り扱う「レコード店」に就職したけど、テンションが上がらないんです、やりたいことが見つかりませんって相談を受けたことがあるけど、そらそうや、歌手になりたいんやもん。テンション上がる訳ないやん。

笑い話のようで笑えない。作家になりたい人が書店で働いても楽しいはずがありません。本当は作家になりたいのですから。

実現するかどうかは別の話として、多くの人は同じようなことをしている気がします。

本当にやりたいことに嘘をついて、周辺をフラフラしても本当にやりたいことは見つかりません。

ド直球でやりたいことをやらないと人はテンションは上がらないのです。

できることから探そうとする人は、まだ起こっていない未来への不安が強い人です。

あなたの不安はどこから来ているか?、そしてやりたいこと見つけることで何を得たいのか?を明確にすることが大切です。

できることからやりたいことを見つけてもやる気は起こりません。自分が本当にやりたいこと、少なくとも情熱が湧くことをしないと継続することはできません。

「大切なことは「好き嫌い」で決めろ!/千田琢哉」の言葉を引用します。

嫌いなことで成功すると寿命を縮める。嫌いなことでうっかり成功してしまうくらいなら、好きなことで失敗することだ。嫌いなことで頑張ると、さらに一生、大嫌いなことに振り回される。

大切なことは「好き嫌い」で決めろ!

もし、起業を考えている人であれば「やりたいこと」「できること」「求められること」は明確にすると良いです。

ビジネスは、顧客の問題を解決する手段を提供することでその対価を得ることができます。

「求められること」を仕事にしなければ、そもそも顧客はあなたの商品を購入しようとは思いません。

自分が「求められること」「やりたいこと」の交わる部分を見つけていく必要があります。

まとめ|やりたいことを見つけるには

やりたいことが見つけられない場合、9割以上は自分の内側に原因があります。

その3つの理由「自分に自信がない」「見つからない方が自分にメリットがある」「できることからやりたいことを探している」について詳しく説明しました。

やりたいことを見つけるために必要なことは”2つ”

• やりたいと思ったら、まずはやってみる(行動)
• やりたいことを見つけて、得たいことは何か?を明確にする(内観)

なにより大切なことは「本当にやりたいことが見つかってから動こう」と思わないことです。

本当にやりたいことかどうかは実際に行動に移して体験することで初めて「やりたいこと」OR「やりたくないこと」に区分することができます。

一番辛いのは「やりたい」「やりたくない」の判断ができずにモヤモヤすることです。

ブログやSNSで自分の思いや考えを発信することで思考が整理されて、やりたいことが見えてくるパターンも多いので気軽に発信してみるのも有効な手段です。

もし行動できない、自信がないという場合はこれなら行動できると言える「ものすごい小っちゃいスモールステップ」を作ることがおすすめです。

「ブログを開設する前にどのブログが自分に合っているか?」をググって調べる。それでOK。

富士山を登るにもまずは1歩を踏み出すところからです。元プロ野球選手のイチロー選手もこんな名言を残しています。

小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道

やりたいことが楽に簡単にすぐに見つかる”魔法の杖”は存在しません。

でも行動すると決意した、あなたなら必ずやりたいことが見つかります。

心から応援しています!

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