- 2025年12月8日
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専門用語が“売上を殺す”理由|説明力で売上が3倍変わるマーケティングと言語化の本質
はじめに 今日は、どんなビジネスにも共通する、致命的だけれど、気づきにくい「売れる言葉」の本質……

こんにちは、警部です。
警察官を17年務めさせていただき、普通では経験できない貴重なことがたくさんありました。
そんな中で顔を見た瞬間、全身にカミナリが走った!!
全国指名手配犯を捕まえた時について、ちょっとお話しします。
さて、あなたは《見当たり捜査》というものをご存知ですか?
見当たり捜査というのは
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犯人の顔写真を見て
その人間の顔の形、輪郭
ホクロの位置などを記憶し
その記憶だけを頼りに
街中を歩きながら
犯人を見つけるという
超アナログな捜査手法です。
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まさに足で稼ぐという
「昭和か!?」とタカトシに
突っ込まれそうなやり方w
「そんなんで捕まるの!?」
「いやいやムリでしょ!?」
そう思ったあなたの気持ち正常ですw
正直、ぼくもそう思ってました。
あるとき、人事異動で
見当たり捜査の捜査員として
勤務することになりました…汗
最初は、ワクワク興奮しました。
「こんな手法で捕まえられるなんて
すごすぎるじゃないか!!」
「絶対に捕まえてやりたい!」
でも、そのワクワクとモチベーションは
時間と共に下がり続けました…。
ご想像のとおりです。
「見つからない…」

「街中を歩けど、探せど
まったく見つからない。」
毎日、顔写真のなかの犯人を
睨みつづけ、その特徴を
必死に頭に叩き込む。
朝起きては写真を眺める。
夜寝る前に写真を眺める。
頭の中は犯罪者の顔でパンパン。
500〜600人は記憶しました。
とうとう夢にまで出てきて
うなされるようになりました。
そこまで必死にやっても見つからない。
ぼくの焦りとは裏腹に
上司や同僚が見当たりで
犯人を見つける中
ぼくだけはずーっと見つけられず
「この仕事向いてない…」
そう諦めてかけていました。
まさにそんなときでした…
ある施設を歩きながら
一人ひとりの顔を
パッパッパと見ていると
あるひとりの顔を見た瞬間
/
ドカーーーーン!!!!!
\
カミナリが落ちてきたみたいに
全身に衝撃が走りました。

「ア、アイツ、〇〇だ!!!!」
頭に叩き込んでいた
指名手配犯とおなじ顔が
そこにいました。
そのときは突然やってくる。
手がブルブル震えました。
(落ち着け、落ち着け、オレ…)
自分に何度も言い聞かせる。
心臓がバクバクして
興奮と緊張でおかしくなりそうな
気持ちを必死におさえて
もう一度、手元にある
その人間の顔写真を見ながら
ホクロの位置や特徴をチェックして
実物の人間と照らし合わせる…
「身長よし!!」
「目の形よし!!」
「ホクロの位置よし!!」
『間違いない、〇〇だ!!』
興奮と緊張が洪水のように
押し寄せる。

気づかれないように
付かず離れずの距離を保って
仲間に連絡!
合流したら声をかける決めて
しばらく尾行をしていると
出口の方に向かってる。
(まずい!!!帰る!!!)
(気づかれたか?)
(仲間はまだまだ来れない…)
(ちょっと早足だ…)
(どうする!?このままだと逃げられる)
(ひとりだけど、やるしかない!!!)
早足で追いかけて
後ろにピタッとくっつく。
そして…
出口から外に出たところで
後ろから声をかける!
「〇〇さん!」
相手はびっくりしながら
ぼくに振り返ると
ハトが豆鉄砲を喰らったみたいに
目と顔がキョトンとしてる。
目が語っている(誰だ…コイツ…)
警察手帳を見せて、相手に問いかける。
「〇〇さん、警察わかるよね?」
「あぁ、そうか。わかったよ」
「おい、なんで、ここにいるってわかった???」
・
・
・
この瞬間を迎えるまで
見当たり捜査員になって
半年が経過していました。
長い長い、真っ暗なトンネルに
やっと光が差し込みました。

くわしい事情を聞くと
たまたま駅にあったポスターを見て
その日はその場所に
行こうとおもったらしい。
ぼくが見つけたのは
本当にただの偶然だった。
神様のイタズラだなぁと
思わずにはいられなかった。
見当たり捜査で最初のひとりが
見つかってから不思議なもので…
それまで全く見つからなかったのが
ウソみたいにポンポン見つかるようになった。
見当たり捜査になり始めたころ
その道の大ベテランから
犯人をみつけるためのコツを
聞いたことがある。
それは…
「目の前に現れると信じること」
そのときは、正直
精神論だと思いました。
いま思うと…半年間、ぼくは
犯人を探している“つもり”でした。
本当は「いないかもしれない」と
どこかで思いながら歩いてました。
人間の脳は、見たいものしか
見ない性質があります。
人間の脳は
信じている現実しか見ません。
見つかると信じていない人は
目の前にあっても見えない。
これは捜査だけの話じゃなくて
ビジネス的にも
売れると思っていない人は
売れるヒントを見落とす。
できると信じていない人は
チャンスに気づかない。
自分にはまだ早いとか
わたしはゼロイチだから
まだ実績がないから
どこかで思っていると
うまくいかないことを証明する
証拠だけが集まってきます。

だから大事なのは
「やれるかどうか」じゃなく
「やると決めているかどうか」
コミットメントは、技術に勝る。
覚悟は、ノウハウを超える。
思考は、結果を変える。
半年見つからなかった犯人は
ある日突然現れたわけじゃなくて
ぼく自身が“見る側”に変わったから
見つけられただけでした。
この経験から思うことは
この3つが本当に
大事なんだなぁということ。
今日の話がすこしでも
参考になったら嬉しいです。
ちなみに、見当たり捜査について
もっと詳しく知りたくなった人は
こちらの書籍がめっちゃオススメです。
「見当たり捜査すげぇー」
「デカってかっこいい」
興奮すること請け合いですw