言葉で絵を描きなさい|感情が伝わる文章を書くためのライティングの本質

言葉で絵を描きなさい|感情が伝わる文章を書くためのライティングの本質
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この記事では、感情が届くライティングの本質についてお伝えしていきます。

文章が「伝わる」とき、そこには必ず情景感情があります。

ただ情報を並べただけの文章は、正しくても、心には残りません。

今日は、感情が届く文章を書くための大切な視点についてお話ししますので、ライティングスキルを高めたい、言語化力を伸ばしたいと思っている人は、ぜひ最後まで読んでください。

M-1グランプリ2025で耳に残った、ある一言

先日、M-1グランプリ2025を観ていました。

お笑いが好きで、特に漫才や落語の「話芸」が昔から大好きです。

その中で、強く印象に残ったのが、ファーストラウンドでエバースの漫才に99点をつけたナイツ・塙さんのコメントでした。

漫才は「言葉で絵を描きなさい」と言われてきたけど、エバースの漫才は本当に絵が浮かんだ。

限りなく100点に近い99点。素晴らしかったです。

この言葉を聞いた瞬間、思わずメモを取りましたw

なぜなら、この考え方はライティングの本質そのものだと感じたからです。

文章が伝わるかどうかは「絵が浮かぶか」で決まる

ぼくがライティングで何より大切にしているのが、臨場感とビジュアライズです。

・読者がその場にいるように感じられるか

・出来事を「自分ごと」として追体験できるか

・情景や空気感が頭の中に浮かぶか

これができていない文章は、どれだけ正しいことを書いても、心に届きません。

だから、感情の揺れや心の声、細かいニュアンスまで書き切ることを

クライアントや受講生にも繰り返し伝えています。

感情は「一言」では伝わらない

たとえば「悲しい」という感情ひとつでも、

  • 哀感
  • うら悲しい
  • 感傷
  • 悲痛
  • 胸が張り裂ける
  • 断腸の思い

など、表現は無数にあります。どの言葉を選ぶかで、読者が受け取る感情の深さはまったく変わります。

「緊張した」という言葉も同じです。

  • 少し背筋が伸びる緊張
  • 心地よい緊張感
  • 吐きそうになるほどの緊張

これらをすべて「緊張した」で済ませてしまうと、その場の空気は伝わりません。

言語化すると、情景はここまで変わる

たとえば、

となりの人に聞こえるんじゃないかと思うほど、心臓がバクバクと音を立てて、口から飛び出すんじゃないかと思うほど緊張した

ここまで書くと、読者の頭の中に一気に映像が浮かびます。

文章が「説明」から「体験(イメージできる)」に変わる瞬間です。

ここまで臨場感にこだわるようになったのは、刑事時代の文章経験からです。

刑事は現場で張り込み、聞き込み、取り調べをする以上に、書類作成が仕事の大半を占めます。

自分が実施した捜査を上司・同僚、もっというと検察官、裁判官に伝える必要があるからです。

当時のぼくは、文章がとにかく下手でした。

報告書を出せば、赤ペンと付箋だらけで戻ってくる。

「お前の文章はイラっとする」と上司に言われたこともあります。

正直、「自分には文章の才能がない」と思っていました。

刑事時代の文章で求められていたこと

刑事時代の文章には、ひとつ大きな前提があります。

事件を知らない・現場を見ていない第三者でも、状況がありありとわかること

これを満たさなければ、どんなに専門用語を連ねようが、言葉が正しかろうが、書いている意味がありません。

だから、文章が下手なりに、そこから「どう書けば伝わらないのか」「どう書けば情景が浮かぶのか」を徹底的に考えるようになりました。

その積み重ねが、今のライティングの土台になっています。


伝わる文章を書くためのチェックポイント

もし、あなたがもっと文章を上達させたいと思うなら、次の3つを確認してみてください。

  1. 読者が自分ごととして読めているか
  2. 頭の中に情景が浮かんでいる
  3. 感情を追体験できている

この視点を持つだけで、文章の質は確実に変わります。

今日からできる、最初の一歩

まずは、自分の感情や景色を丁寧に観察することから始めてみてください。

  • どんな気持ちだったか
  • 何が目に入っていたか
  • 体や心にどんな変化があったか

1日の終わりに、短い日記としてメモするだけでも十分です。細部に目を向ける習慣が、言葉に命を吹き込みます。

まとめ|言葉で、相手の頭に絵を描く

読んだ人の頭の中に映像が浮かぶ文章。

それが、感情を揺らし、記憶に残るライティングです。

ぜひ今日から、「言葉で絵を描く」ことを意識して、文章を書いてみてください。ライティングスキルが必ず上がりますよ!

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